先日、第63代の笹村先輩が、パリ五輪の開会式に感銘を受けマクロン大統領宛に送った手紙にご返信をいただいたとの連絡を幹事長よりお聞きし、今回手紙を送付するまでの経緯や手紙が届いた際のお気持ちなどについて笹村先輩よりメッセージをいただきましたので、皆様ぜひご覧ください。
--- 第63代笹村育代さんからのメッセージ ---
昭和61年文学部仏文科卒の笹村育代です。大学時代は応援団本部吹奏楽部でクラリネット を吹いていました。
パリ五輪の開会式に感銘してマクロン大統領宛に手紙を送ったところ、9月中旬に返事の手紙が届きました。
大統領首席補佐官からで「仏大統領は確かにあなたの手紙を受け取って、私にあなたの手紙に心を留めている事を伝えるように私に依頼した。五輪はフランスの遺産、風景、文化、歴史を紹介する良い機会だった」という内容でした。
私は小学校のころに「悲しみの王妃」を読み、フランス王妃マリー・アントワネットに心を惹かれ、関西大学でフランス語を学びました。卒業後、大丸百貨店に就職し、1991年から翌年にかけてパリの店舗で勤務しました。その後結婚して金沢に移り住みました。開会式のマリー・アントワネットが革命の歌を歌っているフランス革命の部分に、史実に目を向けずに表現するフランスに大変感動しました。